めっき技術

黒鉛

炭素(カーボン)材料は、鉛筆の芯、木炭、プリンターのインクなど身近に多くあります。炭素材料を構造から見ますと、ダイヤモンド構造のダイヤモンド、層状構造の黒鉛(グラファイト)、無定型炭素の炭などがあります。中でも、黒鉛には金属には期待できない耐食性や導電性、耐熱性、摺動性のよい導電材料でもあり究極の材料です。その用途は宇宙航空、エレクトロニクス、半導体、原子力など無限です。
種類 特性値&用途 用途
天然黒鉛 ・安価ですが、不純物が多く、電気抵抗も高い 鉛筆、シャープペンシルの芯
人造黒鉛 ・等方性黒鉛   
約3000℃の高温処理等方性を持った結晶構造

・摩擦材、摺動材

・黒鉛シート

・C/Cコンポジット  
炭素繊維と炭素マトリックスとの耐熱複合材料
・るつぼ、ヒータ、リチウムイオン電池の負極材、電極材料、燃料電池セパレータ

・車両、産業機械用クラッチ、ブレーキなど

・ガスケット、パッキン

・シリコン半導体、化合物半導体、光ファイバー製造炉
採用事例
黒鉛
黒鉛るつぼ・東洋炭素(株)カタログより