めっき技術

スズ合金めっき

はんだめっきとしては、183℃という低融点で融解するSn-10%Pbはんだめっきがこれまで使用されていましたが、RoHS規制により、鉛が含まれるはんだめっきは利用できなくなったことから、鉛を使わないはんだめっきとして、リフロー・スズめっきやSn-Cu合金めっき、Sn-Bi合金めっき、Sn-Ag合金めっきが活躍しています。
めっき種類 特長 特性値
Sn-Pb合金めっき ・Sn-10Pb合金めっき
はんだ付け性(優)、ウィスカー抑制(優)
融点212℃
Sn-Cu合金めっきグリーンマーク ・Sn-3Cu合金めっき
はんだ付け性(良)、ウィスカー抑制(可)
融点229℃
Sn-Bi合金めっきグリーンマーク ・Sn-2Bi合金めっき
はんだ付け性(良)、ウィスカー抑制(良)

・リードフレームの脚部へのめっき例が多い。
融点221℃
Sn-Ag合金めっきグリーンマーク ・Sn-3.5Ag合金めっき
はんだ付け性(良)、ウィスカー抑制(良)
融点221℃
リフローSnめっきグリーンマーク ・はんだ付け性(良)、ウィスカー抑制(優)

・各種合金めっきの合金組成がめっき条件によって大きく変動するのに対して、リフロー・スズめっきのような単一めっきは、組成変動のない信頼性の高い精密めっきです。最近では、合金めっきよりも、半光沢スズめっきをリフローするめっき仕様が多くなっています。
融点232℃
採用事例
スズ合金めっき
リフロー・スズめっき
・はんだめっきとしては、ウィスカーフリーとはんだ濡れ性が良好であることが 不可欠条件です。上述のスズ系合金めっきは、いずれも一長一短があり、製品の種類によって使い分けられています。