めっき技術

撥水性

金属表面が親水性であるほど水によく濡れ,腐食しやすくなることから,金属の防錆方法の一つは,金属表面と水との接触を防ぐ「撥水化」がキーポイントです。撥水性のテフロン粒子を複合した無電解ニッケル‐テフロン複合めっきや撥水性のシランカップリング剤をめっき表面に固定化する複合めっき法も開発されています。
めっき種類 特性値 用途
無電解ニッケル‐テフロン複合めっき ・フッ素系樹脂であるテフロン粒子は、撥水性に優れていることから、無電解ニッケルめっき皮膜中に10~35Vol%程度含有されたテフロン複合めっきが利用されています。
テフロンの粒子径は0.2~0.3μm程度です。水に対する接触角は最大116度で、テフロン板と同程度の撥水性を示しています。
食品製造機器や医療・介護機器
シランカップリング処理亜鉛‐ニッケル‐シリカ複合めっき ・めっき表面への撥水性の含フッ素系シランカップリング剤,たとえば,CF3(CF2)3-CH2CH2Si(OCH3)3のような有機官能基の固定化(自己組織化膜の形成)。 各種金属 製品の防錆
採用事例
撥水性
シランカップリング処理亜鉛‐ニッケル‐シリカ複合めっき表面の撥水性

 

[めっきの機能]


[材料・用途]